【感想】続・魔法科高校の劣等生メイジアンカンパニー11巻感想【ネタバレあり】

ということで、今回は感想記事です。
この記事は完全にネタバレありですので、内容を知りたくないという方はご遠慮ください。
それではまずはあらすじから紹介していきます。
メイジアンカンパニー10巻あらすじ

ついに日本国内で解き放たれた禁忌の魔法。この危機にリーナと文弥が挑む!
ロッキー・ディーンが自らの命と引き換えに発動した、先史魔法文明の秘術「ギャラルホルン」。
人間が持つ破壊衝動を解き放つ、戦略級魔法に匹敵する規模の影響力を持つ魔法だ。
術者であるディーンの死後も依然として「ギャラルホルン」は猛威を振るう。一般人だけでなく魔法師もその毒牙に抗えず、混沌は拡大しつづけている。
ディーンに替わる新たな寄生先を求めた「ギャラルホルン」のデーモンが宿主として選んだのは、テロ対策として動員されていた空澤だった。
この未曽有の危機に、リーナと文弥が立ち向かう!
(引用:電撃文庫)
次に流れを整理しつつ、感想に向かいます。
これまでの流れ
前巻では、中華系過激組織や日本への反感を持つ米軍の"使徒"の助けを借りながら、ついに日本へ辿り着いた魔法原理テロリストのロッキー・ディーン。
彼は達也の目を搔い潜りながら、自らの命と引き換えに古代の秘術"ギャラルホルン"を発動。
人間の根源的な"暴力への欲求"暴走させる戦略的魔法のごとき秘術で、今巻ではついに大暴動の幕が開かれます。
『魔法科高校』史上最大とも言える国難に、"チーム達也"が立ち向かいます。
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11巻概要(ネタバレなし)
11巻の概要をネタバレにならない程度に書いていきます。
11巻の概要は以下の通り。
- 本作は基本的にあらすじの通り
- 物語前半はついに発動した"ギャラルホルン"がどうなっていくのか、そしてこれに立ち向かうリーナと文弥の戦い
- そして物語後半はその顛末や"落とし前"をつけていく達也たちの圧倒的活躍
というところで、リーナや文弥、九島光宣、深雪、さらに達也に至るまで主要キャラが至る所で大暴れ。
「まさに『魔法科』!!」というお話になっています。
ファンは面白くて一気に読めます。
さらには、映画『四葉継承編』のアンサーともいうべき内容の数々や、ファンもびっくりのカップリング完成公式情報までと内容的には大満足です。
ということで、ここからは結末がどうなったかも感想込みで解説していきますが、未読の方は必ず読んでから本記事を参照するようお願い申し上げます。
11巻感想(ネタバレあり)
11巻の要点をまとめつつ、印象に残った点を書いていきます。
完全にネタバレありです。ご注意を。
11巻の流れ(ネタバレ)
- ロッキー・ディーンは"ギャラルホルン"発動の鍵となり死亡
- "ギャラルホルン"を引き起こした術の核とも呼ぶべきデーモンは土地のエネルギーを解放し力を増しつつ、周囲で民衆の暴動を引き起こしながら、次の宿主を探す
- 空澤はテロ捜査中に異変を察知し魔法発動儀式の場所に独力で辿り着くも憑依されてしまい、魔法とデーモンを自身に封印するが、暴走
- 強靭な意思で一般人や警察関係者だけは殺さないように衝動はおさえつつも(テロ組織のメンバーは皆殺しにした)、能力的にも限界突破状態に陥り、自らを"ギャラルホルンごと"殺してくれる強者を求め彷徨う
- そこに辿りついたリーナと文弥は空澤と相対、隙をつかれた文弥は被弾、死亡する(直後達也により蘇生)
- 一時撤退し立て直す達也チーム、文弥は生死の境で新たな境地に立つ
- 文弥は亜弥子を伴い、空澤と再戦。覚醒した魔法「死影」で勝利を収める
- 確保された空澤は黒羽家に従属することとなる
- 拡大した暴動は深雪の精神干渉系魔法「ヒュプノス・チェイン」で治められる
- 事件後、日本軍は事件を引き起こした漢族の秘密結社「洪門」香港支部への報復を実行するも、謎の実力者たちに阻まれる
- なんでも、敵実力者は「四葉深夜の遺伝子上の子」を嘯いているらしい(なんと畏れ多いことか)
- そこで、達也と光宣が出動、その実力者数名を瞬殺するとともに「洪門」香港支部は拠点ごと消滅させた
- ちなみに深夜とは関係ない嘘つき野郎達であった
- 米軍の裏切者についても大統領に報告し、これで全て万事解決!
- かと思われたが、日本国内では魔法に関する不信感や潜在的な恐怖が急速に広がってしまうのであった
こんな感じです。
ということで、感想戦です。
今回は"ギャラルホルン編"の最終章という感じで、長く続いてきた魔法原理テロ組織(というかロッキー・ディーン)との決着がつく運びとなりました。
残っているのは米軍の戦略級魔法師(使徒)こと"エリオット・ミラー"、そして漢民族秘密結社「洪門」のUSNA幹部"朱元充"の2名。
しかしながら、最終的に残置されたのはそれより深刻な問題「民衆の魔法に対する反感」でした。
これは今までたびたび描かれてきた問題ですが、達也にとっては根源的な解決が難しい難題です。
世論の分断工作や草の根の情報戦で時間をかければ沈静化はするでしょうが、この11巻の段階では光明は見えていません。
特に今回は非難が四葉家に集約しているということで、皆と解決に尽力したリーナの怒りももっともなことだと思います。
”安全地帯の確保”という意味では前巻の国後島の四葉王国(そして深雪女王)の爆誕が早まったのではないでしょうか。雪の女王・・・。
また今回は映画『四葉継承編』に対してのアンサーのような内容も散見されました。
- 文弥を救ってくれた達也に対して感謝したくても難しい黒羽貢の複雑な思い
- 四葉深夜の遺伝子を受け継ぐと嘯く洪門側で登場する四凶
などです。
映画を見ると余計につながりを感じてしまいます。
特に深夜に関する部分は読者にとってもおそらくトラウマ部類なので、「大漢」とかいうキーワードが出るだけでゾッとします。出てきた瞬間「何だコイツ早よ〇ね」くらいには思いました。つらい。深夜さんには幸せになってほしいです。
さらに11巻ではカップリング情報というか、これが一番ネタバレとしては衝撃的でヤバいんじゃないかと思うのは、「十文字先輩と七草先輩の結婚」です。
七草先輩といえば花澤香菜さん演じる「ドジっ子ツンデレちょろいグラマラス高校3年生枠」の日本代表ともいえるキャラ(独断と偏見)。
十文字先輩め、悔しいです!
冗談はさておき、物語初期から達也とは深く関わってきましたが、作品が結末に向かっていく中で、どうしても一定の公式着地点は必要ということなのでしょう。さみしいですが仕方ない、、、。
でも十文字先輩は十文字父と違って一途そうなので心配無用です!ビッグカップル誕生に拍手!一条も早よ結婚せぇ。
ちなみにリーナは文弥と良い感じになりそう。良いじゃない!
家系的にも、黒羽に物理攻撃系魔法の超優秀な遺伝子が入るのは悪くないのでは?と思うのは筆者が人でなしなのかもしれません。
黒羽繋がりで言うと亜弥子は空澤と引き続き良い感じになりそうだけど、これはまずは結局ガーディアンと主人みたいになるんですかね。話が進んでいく中で"ギャラルホルン"が暴発して・・・みたいな悲劇になってほしくないなと妄想したりしました。
ということで魔法科っぽくグロテスクな部分もありつつ情勢は不安な11巻エンディングでしたが、ハッピー要素もありということでライトノベル的には明るい妄想をいっぱいしながら次巻を待ちたいと思います。
以上です。
まとめ:ネタバレ
11巻まとめ。
- ロッキーディーン死亡
- ギャラルホルンが発動も、空澤が身をもって封印
- 空澤は黒羽のお預かり
- 文弥が魔法師として新たなステージへ進化
- 暴動事件は深雪の魔法で沈静化
- 香港(洪門)は達也と光宣により壊滅
- 事件後、魔法、そして四葉への反感が高まってしまう
という感じです!
特に言及しなかったですが、光宣の強くなるスピードがヤバくないですか?
柳少佐が敵わなかった相手も瞬殺とか、、、。
あの人体が弱かったから多分戦闘訓練とかちゃんと受けてないと思うんですけど、ちゃんと鍛えたらマジで達也に並びそう、、、
それはさておき、カップル誕生や達也にも太刀打ちの難しい世論の盛り上がりなど、メイジアンカンパニーも終幕に向けて動いているように感じられます。
最後まで、見届けましょう!
そんなわけでまた次回
ではでは
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