【感想】新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち6巻【ネタバレあり】

【感想】新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち6巻【ネタバレあり】

新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(6) (電撃文庫)

 

 

今回は新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち6巻の感想を書きつつ、内容を振り返っていきます。

本記事の感想部分はネタバレ記事となっていますので、未読の方はご注意ください。

 

 

↓今回の作品はこちら

 

では、目次です。

 

 

 

あらすじ

魔法科高校の合同文化祭『九校フェス』が幕を開ける!

『九校フェス』。九つの魔法科高校による合同文化祭だ。夏休みが明けた第一高校は目前に控えるこのビッグイベントに浮き足立っていた。
 だが、九校フェス以外にも茉莉花を悩ませる問題が。生徒会選挙によって新たな生徒会長となったアリサの義兄・十文字勇人が、アリサに新生徒会へ入るように依頼してきたのだ。
 生徒会役員と風紀委員の兼任はできないため、風紀委員の茉莉花はアリサと離れ離れになってしまい……。
 少女は悩みを抱えたまま、九校フェスが幕を開ける――。

(引用:『新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち6巻』)

 

 

おすすめポイント(ネタバレなしで)

今回のおすすめポイントは以下の通り

  1. 徐々にシリアス路線に、、、
  2. クロスオーバー化でストーリーが活性化
  3. キャラ立ちしはじめたキグナスメンバーたち
  4. 新キャラ登場とついに後ろ姿が見えた主役

という感じです。

今回は以上を目次として進めていきたいと思いますが、結論から言うと、

 

 

6巻にしてかなり面白くなってきました。

 

 

5巻の感想でも書いたのですが、我々魔法科ファンは「単なる学園もの」では満足いかない体にすでに魔改造されているのです。

シリアスでダークな司馬兄妹の歴史に順応させられています。

そんな読者にとって、『キグナスの乙女たち』は優しすぎたのだと思います。

 

 

この6巻も正直買ったはいいものの、「青春学園モノかぁ、、、」なんて思って積読してしまっていました。

女子のキャッキャうふふは照れちゃうんですよね。

 

 

ところがどっこい。

 

 

作者の佐島先生、大変申し訳ございませんでした。

6巻、超面白いです。

もし私と同じような気持ちの魔法科ファンの方がいたら、この6巻からで構いませんから、ぜひ読んでほしいと思います。

(まぁ1巻はやっぱり読んだ方が良いかもな)

 

 

ということでネタバレ無しはこの辺りにしてここからはネタバレありで進んでいきたいと思います。

ということでここからはネタバレ感想回です。

 

 

 

感想ネタバレ

①徐々にシリアス路線に、、、

まず面白かったなと感じたポイントは物語のシリアス化です。

 

 

今回6巻は『魔法科』内で見られた「論文コンペ」が発展した「九校フェス」なる大文化祭が舞台となっています。

お祭りというよりは万博みたいな描き方をされていたイベントでした。

ちなみにこれは達也が高校生時代にコンペで無双した余波で新イベントをやらざるを得なかったみたいですね(さす兄)。

 

 

さて、そんなフェスの裏で今回暗躍していたのがロシアンマフィア。

彼らの狙いは2つ。

  1. 会場に現れると情報の流れた司波達也の暗殺(ロシアとは因縁が深い)
  2. 『キグナス』の主人公でロシアンハーフの美少女・十文字アリサ(十文字家直系)を味方に引き入れること

 

 

どちらも登作中で登場キャラに鼻で笑われるほど無理ゲーではあるんですが、物語の雰囲気自体はこれまでの『キグナス』では見られなかったシリアスさです。

この雰囲気は『魔法科』の根底にあったもので、読んでいてとてもワクワクしました。

 

 

基本的にそんな三下にやられる魔法科高校勢ではないのですが、これまで事件に晒されて来なかったアリサがターゲットになる事で「十師族」や「十文字家」という魔法科ワードが浮き彫りになったのは興味深いです。

 

 

②クロスオーバー化でストーリーが活性化

オススメポイントの2つ目はこれまでの作品や現行シリーズとのクロスオーバーの積極化です。

特に今回は暗殺・暗躍がテーマだっただけに、黒羽姉弟の活躍が光りました。

スピンオフ作品である『夜の帳に闇は閃く』からの流れを受けた二人は四葉の影となり組織だってロシアンマフィアを消していきます。

 

 

今のところ魔法科の続編は、

  • 達也たちの活躍を描く『メイジアンカンパニー』
  • 十文字アリサと現在の一校の様子を描く『キグナスの乙女たち』
  • 黒羽亜夜子と文弥のスピンオフ『夜の帳に闇は閃く』

という3つがあります。

 

それぞれの作品がクロスオーバーして背後で進んでいくなんて、かなり新鮮です。

今回がその入り口なのかなと思うと、けっこうゾクゾクしました。

 

 

それぞれ別の事件を追っている感じではありますが、今後もこの3作が同時並行的に入り乱れ動いていくと面白味が指数関数的に増していきそうです。

 

 

③キャラ立ちしはじめたキグナスメンバーたち

6巻おすすめポイントの3つ目は『キグナス』キャラたちのキャラ立ちです。

5巻では一条茜をはじめ三高勢がフィーチャーされましたが、今回は一高側のキャラクターたちに深味が生まれました。

 

 

特にこの2名。

  • 誘酔早馬:『四大老』安西麾下の魔法師
  • 十文字勇人:十文字家の次男

 

 

今回は誘酔くんが大活躍でしたが、その結果、黒羽姉弟に正体を看破されていました。

また十文字勇人も当然ファランクスを使える描写があるなど、どちらにも見せ場があって『キグナス』のみのキャラクターたちにも味が出てきているように感じます。

 

 

物語が新たな局面に入ったことで「顔見せフェイズは終了」ということかもしれません。

次巻でも『キグナス』キャラのさらなる新たな一面に期待です。

 

 

⓸新キャラ登場とついに後ろ姿が見えた主役

最後は新キャラと今後の展開についてです。

まずは新キャラですが、この2名は今後の出てきそうという意味で注目したいです。

  • 達也の影武者:古葉敦也
  • 九島家の復活を期す女:九島朱夏

敦也は達也にそっくりな四葉親戚筋の影武者キャラ、また朱夏も四大老・安西に呼び出される場面を迎えそうということで、どちらも今後の流れに大きく関わりそうな重要度かなと思えます。

しかも四葉関連と十師族関連なので、今後もある程度その方向かと考えると面白そうだなと。

 

 

さらに今後の展開で言えば、達也のFLTからアリサの"いつメン"である五十里明に手紙が届いた場面で6巻が終わるなど、今後も達也を含む流れになりそう。

明の重力魔法の理論に達也が興味を抱いたらしいのだが果たしてどうなのでしょうか。

 

 

ていうか6巻から普通に達也出てきてる、、、

 

 

正直7巻、ものすごく楽しみです。

以上です、まとめます。

 

 

まとめ:面白くなってきた

5巻までは学生もの、部活もの、女子わきアイアイものという具合でしたが、6巻からは様相が変わってきています。

今後もシリアス展開が好きな魔法科ファンも満足して読めそうな気配が漂っていますね。

今回は以下の部分について感想を述べました。

  1. 徐々にシリアス路線に、、、
  2. クロスオーバー化でストーリーが活性化
  3. キャラ立ちしはじめたキグナスメンバーたち
  4. 新キャラ登場とついに後ろ姿が見えた主役

ということでした。

 

 

今回はここまで

それでは

 

 

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