ガンダム水星の魔女第4話『みえない地雷』感想

ガンダム水星の魔女第4話『7みえない地雷』感想

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さて、早くも第4話です。

 

 

前回は第3話、決闘を終えたグエルが急にプロポーズするという超展開でしたが、第4回は誰を掘り下げ、スレッタは誰を落とすのか。気になります。

 

ということでいきましょう。

 

 

✓今回の流れ

  • 第4話のあらすじ
  • 第4話の細かい流れ
  • 感想と考察

 

 

このような流れでいきます。

 

 

公式のあらすじ

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グエルからスレッタへの、突然のプロポーズ。困惑したスレッタはパニックになり、その場から逃げ出してしまう。皆がグエルの行動に驚く中、地球寮の生徒の一人チュチュは冷ややかな視線を送っていた。

 

 

流れ

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・決闘後

敗北するも自身を認められた言葉からつい結婚を申し込んでしまうグエル。と慌てるスレッタ。そんなスペーシアン同士の牧歌的なやりとりに悪態をつくチュチュ。一方ジェターク社CEOは銀行グループに2度の敗北をなじられるのだった。

 

 

・翌日、学校にて

ホルダー仕様の服装になるスレッタ。グエルはミオリネに正式謝罪するも、スレッタには悪態をつく。古典的なツンデレだ。

 

 

・モビルスーツ実習

パイロットだけでなくメカニックやスポッターなどバックヤードとの連携が必要なグループ実習がはじまるが、スレッタはメンバーをそろえておらず失格。一方アーシアン(地球生まれ)のグループはスペーシアンの差別主義者から嫌がらせを受け失格となる。

 

 

・スレッタとエランとミリオネ

地球寮でもチュチュに追われてしまい途方に暮れるスレッタは校庭でエランに声をかけられる。寮に誘われるも、ミリオネが助け舟を出す。ミリオネは寮に入らず理事長室で暮らしていた。

 

 

・チュチュ、スレッタには頑張る訳があった

地球寮では、アーシアンに対する差別や弾圧を受けている報道が流れている。チュチュは圧政に苦しむ地球のみんなの後押しを受けていた。また、スレッタは水星の人々の発展を背負いこんでいた。

 

 

・再び始まる試験

追試が始まった。スレッタはミリオネのサポートを受けるも、アーシアンへの嫌がらせの巻き添えを食い何度も失敗。ついには心が折れてしまう。

「スレッタ!立ちなさい1水星に学校を作るんでしょうが!」

そんなスレッタを嘲笑する妨害メカニック達。チュチュはついにブチ切れ殴ってしまう。

「何も背負ってねぇ奴が、嗤うな!」

 

 

・スレッタ、地球寮へ

結局、再々試験が行われることになった。

物語の終盤、スレッタやミリオネは、地球寮の面々とチュチュに認められるのだった。



感想と考察

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ということで今回はスレッタと地球寮諸君との交流が描かれました。

また物語世界の掘り下げメインの回でしたね。

では4話より考察を行っていきます。

 

 

差別と展開予想

この「水星の魔女」世界では地球生まれ(アーシアン)と宇宙生まれ(スペーシアン)の間には格差があり、生徒同士の差別や偏見に繋がっています。

 

 

また、第4話内の報道では学校外でもアーシアンは迫害されており、現実世界での格差社会を映し出すような描写にもなっていました。現実でも戦争や労働者搾取、社会主義国の人権侵害などは目を背けたくなる問題です。

 

 

もしこのような生まれでの差別や反感が物語上の伏線だとすると、マイノリティである地球寮は地球生まれの生徒だけでなく、スレッタやミオリネたちのような居場所がない者や爪弾き者を吸収し一大勢力になっていく可能性があります。

 

 

果ては際限のない嫌がらせにチュチュやミカの怒りが頂点に達し、仁義なき学内抗争もあるかもしれません。

 

 

しかし、もう一歩踏み込んで考えてみます。

 

 

先ほどの妄想バトルは、あくまで学園内での争いに過ぎません。

 

 

しかし、もしスペーシアンに対してアーシアンが本格的な武装蜂起を起こした場合、スレッタやミリオネはどのように行動するのでしょうか。

 

 

ミリオネは現総帥のレンブラン家跡取り、明らかに反乱の標的です。

スレッタも水星を代表して来ているのですから、立場は微妙ですよね。

 

 

また、プロスペラはこれ幸いと復讐を開始するのでしょうか。

 

 

アーシアンとスペーシアンの反目はおざなりに出来ないほど苛烈な描写でしたので、この設定は物語の進行上、そのまま放置にはならないはずです。

 

 

今は牧歌的な学生の雰囲気が流れていますが、これが悲しい物語の1ページにならよう、祈るばかりです。



チュチュのパンチ力

この4話で掘り下げられたのが、チュチュでした。

 

 

チュチュは喧嘩っ早い威勢の良い女の子ですが、切れやすいのがたまにキズです。

ホームページ設定画では「釘バット」を持っていることでも話題になりました。

 

 

物語終盤、チュチュは嫌がらせをするメカニックの少女2名に殴りかかり、うち1名は一撃で昏倒していました。一発で意識を奪うとなると、確実にジョー(顎)かテンプル(側頭部)に入っています。

対多人数を避け、確実に1対1に持ち込めるように一人を即沈める喧嘩技術。

 

 

やるねぇ(戸愚呂感)

 

 

チュチュ、なかなかのハードパンチャーです。

Twitterでトレンド入りを果たしたカミーユもびっくり。

(カミーユもZガンダム第1話で軍人をボコった)

 

 

この喧嘩殺法は、通信していた地球の面々から学んだんでしょうかね。

だとすると小さい女の子に「拳で相手の意識を刈り取る方法」を教えていた地球ガテン系諸君、あっぱれです。

 

 

たぶん「スペーシアンなんかに舐められんじゃねえぞ」なんて教えてくれたんでしょうね。何してくれてんだ。

 

 

全員今からすぐに鴨川ジムに入門しなさい。

 

 

ということで、4話の感想でした。



まとめ


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今回は上でも述べた通り、世界観の掘り下げとキャラクター紹介がメインの回となりました。

 

 

チュチュもミカもグエルも良いキャラしてます。

 

 

それにしてもグエル君、君はどうしてこうなった。

「勘違いするなよ!」

「お前のことなんて、好きじゃないんだからな!」

 

 

おいこれはガンダムだぞ。

しょうがねぇないいぞもっとやれ。

 

 

ということでグエル君のヒロイン的かわいさに拍車がかかる『ガンダム水星の魔女』、第5話もおたのしみに。



それでは

 

 

 

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