【ダイの大冒険】ポップのカッコよさ・名言・名シーンまとめ
皆さんは、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』を知っていますか?
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は文字通りドラクエを題材にしたオリジナルキャラが活躍する漫画で、1989年〜1996年に週刊少年ジャンプで連載されました。
単行本の累計発行部数は4700万部を突破しているモンスター作品で、原作ゲームであるドラクエの設定(勇者や魔王、魔法名など)を活かしている原作三条陸先生、作画稲田浩司先生の作品です。
ちなみにドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二さんも監修に携わっている正統な作品でもあります。
これがですね、実は、僕の33年の人生の中で最高の漫画なんですよね。
その原因が、ポップ。
勇者ダイのパートナーであり、作中を通じて活躍する魔法使いである主役の一人であるポップ。
若干長くなりましたが、今回はこのポップ君のカッコよさをプレゼンした過ぎて記事を書きました。
『ダイの大冒険』は主役であるダイの成長やかっこいいバトルだけでなく、このポップの人間味を見てほしいのです。
なので今回は『ダイの大冒険』の面白さを
- ポップの活躍・魅力
- 名台詞・名場面
を追っていきたいと思います。
この記事を読んでみてポップを「気に入った・面白い」と思った人がいれば、別記事ではありますが、『アニメドラゴンクエスト ダイの大冒険』を無料で見る方法 もご紹介していますのでぜひ作品をごらんください。
それでは、いきましょう!
ポップのかっこよさ・魅力
ポップの魅力は、人間味です。
『ダイの大冒険』の面白さは、僕はポップの人間的魅力にあると思っています。
ここではまず彼のカッコよさについて、物語のダイジェストにそって
- 序盤:ヘタレ
- 転機:成長と覚醒
- 終盤:もう一人の勇者へ
という感じで追いかけていきます。
序盤:ヘタレ
15歳。ランカークス村の武器商人ジャンクとその妻スティーヌの間の一人息子。村を訪れたアバンに憧れ家出同然に弟子入りした(ポップ本人曰く「押しかけ弟子」)。魔王ハドラーの復活を受け、アバンと共にデルムリン島を訪れ、ダイと出会い彼の兄弟子となる。(引用:wikipedia)
最初は持ち味といえば魔法のセンスが人よりも少し優れているくらいで、メラやヒャドなどの呪文を使うことが出来る魔法使いの一人でしかありませんでした。
物語序盤のポップはヘタレで臆病で逃げ腰で、バトルはダイに任せきり。
パーティのマアムには怒られるし、敵のクロコダインには雑魚呼ばわりされるし、敵前逃亡はするし、本当に情けない奴で勇者の風上にも置けなくて、連載当初は編集部に「こいつ要らないんじゃね?」って普通に言われていたそうです。
ですが原作の三条先生は、「人間くさいこのポップの成長こそが、この作品の味になる」と最初から考え、ただのバトルものだけでなく深い人間ドラマの構成を考えて力説したそうです。
転機:成長と覚醒
ダイのピンチに駆けつけたクロコダイン戦(アニメ8話)を契機に、ポップはパーティの中ではおチャラけながらも、徐々に頭角を現し始めます。
敵の魔法を聴いただけで再現したり、師匠のアバンにしか出来なかった魔法をやってのけたり、多くの死闘を経験して一つ、また一つと勇者・魔法使いとして成長していくポップ。
強敵の将軍の中にも「奴こそがパーティの中心だ」と認める者すら出てきます。
努力し続けるポップの勇気や姿に先述のクロコダイルだけでなく作中にはファンも生まれてきます。
そして生涯の師であるマトリフと出会い、ポップは覚醒します。
ごめんなさい。ガンガンネタバレするのでいやな方は飛ばしてくださいね。
物語終盤:もう一人の勇者へ
物語終盤、マトリフとの修行を乗り越え、弱さと葛藤しながらも魔法使いとして覚醒したポップは「賢者」「大魔導師」などと呼ばれるほどに成長し、物語随一の強者になります。
敵の魔法も聞いただけで再現したり、
作中最強のオリジナル魔法メドローアもマスター、
さらにラスボスの技も難なく破壊。
この成長曲線たるや、もうほんとに漫画を読んでてワクワクが止まりませんでした。
魔法使いとしてのカッコよさ、人間らしい感情の揺らぎ、青春の青臭さなど、ポップは男子の夢を詰め込んだキャラになっているのです。
少年から青年へ。
成長し、ダイと肩を並べるもう一人の勇者へ。
友情・努力・勝利、
成長、
魔法と勇者、
涙と笑い、
熱いバトル、そして漢の生き様。
まさに少年ジャンプ。
ポップの生き様を知らない人は、漫画好きとしてはモグリです。ぜひ、読んでください。
映像派の人はもうほんと、ぜひアニメ見てください。笑
ポップの名言と名シーン
ここで、ポップの名言を振り返ります。
決してイケメンではないポップはどんなときでも軽口や挑発、冗談を欠かしません。そんな姿が実にかっこいい。
真剣にならねばならないほど、ポップ曰く、「心は熱く、頭はクールに」。見習いたいですね。
「1発や2発くらったぐらいで…おネンネしてられねえよなあっ!!」
アニメ9話でも配信された序盤の強敵クロコダインとの決戦。
一度は折れてしまった自分を奮い立たせ、戦い倒れたダイへ呼びかけるセリフです。
人間が成長した瞬間を見ることが出来ます。少年漫画の醍醐味です。
『おれはれっきとした人間だぜ・・・臆病で弱っちぃタダな人間さ!』
物語終盤、ハドラー親衛隊のシグマと戦い抜いたポップのセリフです。
どれだけ成長しても自分を人間と言い切るポップ。
クール。ヒュー、カッコいい。
『おれを呼ぶなら【大魔道士】とでも呼んでくれ!』
攻撃・回復両方の呪文を使いこなすポップに敵は「賢者か?」と問います。
そこでポップは師匠の使っていた「大魔導士」という呼び名を使います。
ドラクエにはない職業名をはっきり言ってしまう作者の心意気に痺れます。型破り!
『勝ちたかったら、普通に攻めてくることをおすすめするぜ、大魔王さんよ・・・!』
ダイの大冒険での最後の戦いでは、最強の勇者ダイとともに大魔王に相対します。
最初に逃げ隠れしていた彼は、いったいどこに行ったのでしょうか?
このシーンの前には色々な人がポップを認める発言をしてくれます。
彼の成長した姿に涙なしにはいられません。
「一瞬・・・!!だけど閃光のように!!まぶしく燃えて生き抜いてやるっ!!」
敵の攻勢に対して全員が絶望に沈む中、命をかけて希望を貫くポップの言葉です。
終盤戦でのポップの覚醒具合は本当に神がかっています。
必見です。
『やっぱ天才だったりしてね、おれ』
ポップは成長の過程にあってもどこか自分を許せないというか、周りのダイやヒュンケルなどの天才にコンプレックスを感じていて、なかなか自分を認められない状態でした。
しかし、そんな彼がラスボスに通用する自分を客観的に見て、「おれ成長したな」って思わず出てしまったセリフです。
彼を通じて読者も感慨に浸り、「努力すれば凡人だって通用する」と勇気をもらえます。
僕は現代人にはポップのような等身大のストーリーを持ったヒーローが求められているのではないかと思います。
『俺はマァムが好きなんだよ!』
マァムへの片思いに素直になれず、自分に自信が持てず、仲間の期待にも答えられず、自分のことを好きになってくれたメルルの想いにも上手に応えられない。
そんな青年の魂の叫びが彼を大きく成長させます。
このシーン自体はシリアスなんですが、ポップは徹底的にダサい。
だがそれが良いんです。
ダサいのが人間じゃないですか。
泥臭くないと成長できません。頑張りましょう。
まとめ
ポップは我々読者の代表、等身大の勇者です。
物語を読み進めていくと、だんだんいっしょに成長してくれる、ダサい僕らの分身です。
天才でなくても、ヘタレでも、勇気がひとかけらあれば僕らも大きく成長できる。
そんな姿を重ねて見ることが出来ます。
鬼滅なら善逸、ワンピースならウソップ、ドラゴンボールならクリリンに共感を覚えた人は、必ずハマるハズです。
ポップの熱いバトルを、ぜひアニメで、漫画で、その目で目撃してください!
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今回はここまで
それでは
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