ガンダム水星の魔女第10話『巡る思い』感想・考察【ネタバレあり】

ガンダム水星の魔女第10話『巡る思い』感想・考察【ネタバレあり】

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今回は『ガンダム水星の魔女第10話』内容をダイジェストでまとめて、感想を述べていきます。

 

 

今回は戦いはなく、人間ドラマがメインの回になりました。

ただしドロドロの。

 

 

事件の匂いがしてきますが、登場人物も増えつつ、えげつない展開だなという感じです。

そんな第10話、このような流れで振り返ります。

 

 

✓今回の流れ

  • 第10話のあらすじ
  • 第10話ダイジェスト
  • 感想と考察

 

 

まずはあらすじと流れ(ネタばれあり)を確認し、感想・考察へいきましょう。

 

 

第10話公式のあらすじ

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シャディクとの決闘から二ヶ月。少しずつ軌道に乗り出した株式会社ガンダム。

事業と学業を両立しながら、スレッタは充実した日々を送っていた。

一方ミオリネは、多忙な社長業に邁進する中、フェンと思いがけない再開を果たす。

 

 

第10話ダイジェスト(ネタばれあり)

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では10話の流れを思い出していきましょう。

ネタバレありです。

 

 

・タイトルアバン

カテドラルにてエアリアル不問の裁定が下る。グラスレーとジェタークのデリングへの高まる不満。そこでジュタークは暗殺計画をささやく。お家騒動勃発か。

 

 

・温室を訪れるシャディク

シャディクは温室を訪ねる。シャディクはやはり決して踏み入ろうとはしない。

ミオリネは出張中の温室管理をスレッタに全て任せていた。

ミオリネからの信頼に応えたいスレッタは張り切る。

そんな中、スレッタにチュチュからの通信が鳴る。

「運用試験のこと忘れてんじゃねえだろな!」

 

 

・地球寮にて

地球寮では、GUNDシステムを利用した義足の運用試験が行われていた。他にも地球寮の面々は書類仕事やオペレーターとしてなど、それぞれが忙しくも充実した時間を過ごす。みな『会社』に意義を見い出し始めていた。

スレッタは『婿』として誇らしい。

「そうです、ミオリネさんは凄いんです」

 

 

・冗談を言って笑わせる

試験の最後にみんなを笑わせたスレッタ。

スレッタのリストが埋まっていく。

ニカに次のリストを聞かれたスレッタは答える。

次はお揃いのキーボルダーをつけること。

「ミオリネさん、つけてくれますかね?」

 

 

・デリングと娘

一方その頃ミオリネは、出資者でありグループ総裁である父・デリングの元を訪れ会社の運営状況について報告していた。

デリングはミオリネに対し、総裁として細かく、厳しく、しかし対等な「経営者」として接するのだった。

 

 

・帰りの途

父とのやりとりの中に充足感を得ながら帰りの途に着くミオリネに、近づく影があった。

「地球まで送りましょうか?」

あのときの運び屋だ。ミオリネは聞く。

お前たちは誰だ、宇宙議会連合ではないか。

当然ながらベネリットグループの外側にも社会は広がっている。

「今はまだ調査中なんです」

「じゃあ、味方になってよ」

 

 

・シャディク、暗く輝く

グラスレー親子は通信中。

議題は「総裁デリング暗殺に乗るか、そるか」。

シャディクは乗るべきだと言う。

そのまま養父への忠義を口にするシャディク。

その肚は別の決意に決まっていた。

 

 

・ボブ

グエルは、ボブと名乗り、いち工場作業員となっていた。

学園に背を向け現場仕事に精を出すことで自分に向き合おうとしていた。

 

 

・暗殺者は「アーシアン」

ところ変わって、荒廃する地球。晴天の下、じゃがいもを育てているアーシアンの一団。孤児院のようにも見える。

その中で廃校の教室に居を構える2人の女の子が、スレッタ、アスティカシア、そしてガンダムについて話している。

「ガンダムだって?ナメてるよね」

彼らはシャディクに縁のある人物達で、テロリストなのか、これまでも汚れ仕事を請け負っていたようだ。

画面の向こうのシャディクは、ベネリットグループ総帥暗殺計画について語り始める。

リーダーのナジという男は計画の材料となる資料を要求し、通信を終えた。

 

 

上々とシャディクは彼らに渡りをつけてくれた連絡役を労う。

「連絡をつけてくれてありがとう、ニカ」

 

 

・エラン5号、現る

任された温室に向かうスレッタの前にエランが現れる。

優しく語りかけるエラン。今日から復学だと言う。

語りかける妖しい言葉は、スレッタを惑わす。

エランはミオリネとスレッタとの関係は嘘だろうと言う。

「君は、弾除けなんだろう?」

スレッタはエランから誘惑や言葉に耐えきれず温室へ走り出すのだった。

時を同じく、ペイル社本社ではCEOと本物のエランが話す。

「今度のやつは、何が決め手?」

「あなたと同じ性格の悪さですよ。」

 

 

・亀裂

スレッタが温室に着くと、2人の作業員が温室に足を踏み入れていた。

温室を任されていたスレッタは取り乱すも、戻っていたミオリネに制される。

温室はファームの業者に任せたと言う。エランにもパイロットを任せると言う。

「テスターが1人なんてあり得ないでしょ。」

「私、いらない、ってこと、ですかね」

「そうねー」

業務に頭がいっぱいで話半分のミオリネ。

スレッタの声は届かない。

手に持つお揃いのキーホルダーは、床へこぼれ落ちるのだった。

 

 

・プラントクエタにて

デリングはプロスペラと邂逅しようとしていた。

「お待ちしておりました、デリング・レンブラン」

 

 

・急襲

ボブことグエルは作業船の仕事に従事し、居場所を見つけたように感じていた。

その船を2機のガンダムが急襲。

命じたシャディクは自室にて言う。

「ベネリットグループを解体させる」

テロリストは「フォルドの夜明け」と名乗るのだった。

「抵抗しないでよねー。しても良いけど、殺すぞ」

 

 

以上、ということで、

ここからは感想・考察です。

 

 

第10話感想と考察

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第1期終了に向け目まぐるしい展開を見せる『水星の魔女』ですが、スレッタとミオリネの間にもすれ違いが見えつつあります。

人間ドラマとお家騒動、どのような流れになっていくのでしょうか。

ということで、今回の内容を深堀っていきます。

 

 

ミオリネ

ミオリネは今回、父とのやりとりの中で充実していたように見えました。

株式会社ガンダムを作る過程で一皮むけたミオリネ、父と会話は事業や資金運用の報告という極めて事務的な会話でお叱りも受けていましたが「しっかりコミュニケーションをとれた」ということが自信に繋がったようです。

お父さん、仕事人間だから、仕事を通してなら娘を一個人として見られるんですよね。褒めてもらいました。

逆に言うと、仕事を通じてのコミュニケーションが出来ないって事なんですね。親子としては歪のような気もしてしまいますが、、、。親子は難しいようで簡単なようで、やはり難しい。

 

 

そこで父の暗殺計画なんでね、、、。死にゆく人の株を一回上げておいてショック度合いを引き上げるのは、同じタイミングでやっている大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でもお馴染みの手法です。脚本が罪深い。

 

 

さらに物語の最後、これまで支えてくれたスレッタに対しての執着が弱まっていきます。完全にスレッタの話を聞いてません。いや、聞いてるけど心ここに在らずというか。

 

人間キャパがあるんで仕方ないですが、あからさまに対応が悪いように描写してます。お父さんがミオリネに対してやってきたことと一緒なのが悲しいところです。スレッタは大事にされていないと感じてしまったようです。せつない。

 

 

個人的にはどちらも女の子であるところに業を感じました。男女の話ではない所に愛憎入り混じってしまうなと。

ミオリネとスレッタのすれ違いが決定的にならないように祈るばかりです。

 

 

おいボブ

ボブ、それはいち労働者の名前である。宇宙船底の掃除に従事し、雑用をこなし、先輩方の食事に気を配る男の名前である。そう、お前こそがってグエルジュターク!!何してんねん。

 

 

しかし、ひたむきに仕事に取り組む彼は良い顔をしてましたね。憑き物が落ちたような表情でした。「大企業の御曹司でしかも長男」というプレッシャーやしがらみから離れて少し成長してるんでしょう。男子にはやはり一人旅。船長に認められている顔は、やはり良い顔だったと思います。

 

 

しかし周りに知らせずにいるということで、弟のラウダは心配していました。親はともかく、ラウダにとっては良い兄であるということだし、ジュターク寮の面々も頼りにしているようです。

 

 

現在ストーリー上はグループ内が不穏な空気に漂っていますし、学園も安泰ではなくなりそうですが、ジュターク社と寮生、そして危機に陥るスレッタたちを救うのはやはりボブ、いや一皮剥けたグエルなのではないかと感じます。

頑張れグエル、視聴者はほぼみんなお前の味方だぞ!

 

 

地球の仕事人と魔女

さて、地球の描写がたくさん繰り広げられました。かなり荒廃していますが、残存していた建築物はほぼ現代の日本のものでした。

 

 

これが物語に直接関わることはなさそうな気はするのですが、ここに登場した彼らは一体何者なのでしょうか。物語の最後には「フォルドの夜明け」というテロリスト集団だと判明しましたが、地球の建物には子供も多くいた描写から孤児院や寺院のようにも見えましたし、農作物もありました。また垣間見えた生活描写から、被差別階級の地球の人間の中にも様々な暮らしを強いられている人々がいることがわかります。

 

 

さらに彼らの主武装が2機の「GUND−ARM」、ガンダムでした。ちなみに名前的にはガンダムルブリスソーンとガンダムルブリスウェルということで、こちらは公式サイトではなくプラモデルサイトで判明しています。

 

 

ガンダムルブリスといえば、プロローグで登場した機体です。これらが改良され完成形となっているということは、誰かが地球側に設備を流しているということか、地球に開発者がいるということですね。

 

 

デリンググループ内の誰かなのか、プロスペラか。

次の11話が『地球の魔女』というタイトルですので、パイロットのことでなければその辺りのカラクリも明らかになりそうな気がします。

 

 

まとめ


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そんなわけでまとめです。

 

 

ということで今回はテロ急襲行為以外はモビルスーツの登場はありませんでした。しかし暗殺計画とテロということでかなり不穏な空気で終わった第10話になりました。

 

 

今後のスケジュールは第11話がクリスマス、ラスト12話は年明け一発目ということで、かなり大変な仕掛けを用意しているのかなという感じですね。

 

 

現状ですが、

・プロスぺラと会うデリング

・動き出した暗殺計画

・ガンダムの急襲に偶然居合わせたグエル

・すれ違うスレッタとミオリネ

・決闘を匂わすシャディク

・陰でシャディクに従うニカ

・スレッタに近づくエラン5号

・奇しくもプラントクエタに集まる登場人物たち

という感じですね。

 

 

おい爆弾しかないぞ!

悲劇の匂いが充満しています。

 

 

ということで次回をお楽しみに。

 

 

今回はここまで

 

 

それでは

 

 

 

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