ガンダム水星の魔女第14話『彼女たちのネガイ』感想・考察(ネタバレあり)

ガンダム水星の魔女第14話『彼女たちのネガイ』感想・考察(ネタバレあり

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今回は『ガンダム水星の魔女第14話』の内容と感想をまとめて述べていきます。

ネタバレありです。

 

 

まずはツイートから。

 

 

ということで、様々な真実の一端が明らかになった衝撃の第14話。

振り返ってまいります。

今回の流れは以下の通り。

 

 

✓本記事の流れ

  • 第14話公式あらすじ
  • 第14話ダイジェスト&感想&考察

 

 

流れに沿いながら各テーマを追っていきます。

まずはあらすじを確認し、感想・考察へいきましょう。

 


公式のあらすじ

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華やかなオープンキャンパスの裏で、スレッタはソフィが決闘を通して手に入れたいものを知る。
一方、事態に責任を感じるニカは……。
それぞれの想いや策謀が巡る中、バトルロイヤル方式の決闘イベント、ランブルリングの火蓋が切って落とされる。

(公式サイトより)

 

 

14話ダイジェスト

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タイトルアバン(前話の続き)
  • クワイエットゼロについて語り、継続させようとするプロスぺラ
  • 拒絶するも「母の発案」と聞き思案せざるを得ないミオリネ

 

 

OP明け:学園模様
  • オープンキャンパス、大盛況
  • ニカの挙動を知るマルタン、一人ごちる
  • 「ニカは昔から何も話さないよ」

 

 

ニカとスレッタ
  • 相談してほしいスレッタ
  • ニカは自分の孤児時代のことを語る
  • 「スレッタは学校生活、楽しんでね」

 

 

スレッタとエランとソフィとノレア
  • スレッタ、エランに誘惑される
  • ソフィが現れスレッタと逃げ去る
  • 残されたエランとノレア、剣呑な雰囲気
  • 「振られましたね。」
  • 「君みたいなやつを知ってるよ。自分で何も決められないんだ。最後は1人で死んだらしいね。」
  • 「何ですかイラつきますね」
  • 「君も大概だよ」
  • ソフィ、スレッタに「お姉ちゃんになってよ」
  • スレッタは婚約者がいると断るが、、、
  • 「そっか、じゃぁ、ミオリネレンブランを殺せばいいんだ」

 

 

そんな中、開始されるランブルリング
  • 学校行事の決闘イベント「ランブルリング」が開催
  • バトルロイヤル形式、参加は自由
  • 各寮、ほかも多数参加
  • 地球寮からはスレッタ、チュチュ、エランが参加
  • ジェターク寮のラウダを中心に全体で地球寮を攻め立てる
  • 戦いが進む中、ガンダムソーンとウルがステージを破壊しながら乱入する
  • 「決闘だよ、お姉ちゃん」

 

 

惨劇と化すランブルリング
  • 乱入したガンダム2機はルール無用の実戦使用
  • あっと言う間にコロニーの壁を破壊、学園を蹂躙する
  • その間モブ学生の1機を撃破し、当然のように爆殺
  • 学園中が阿鼻叫喚のるつぼと化す
  • デリングに代わる立会人サリウスも叫ぶ
  • 「なぜ奴らがここに!」

 

 

苛烈な混戦と錯綜する陰謀
  • 無人ガンダムもどきをビット遣いするウルとソーン
  • 宇宙に吹き飛ばされるエアリアル
  • 対応に迫られるエラン
  • 攻撃で昏倒させられるラウダ
  • なんとか気を吐くチュチュ
  • そんな中、サリウスがシャディク配下に拉致される
  • 別場面では自首しようとするニカ
  • それを阻止するシャディクガールズ
  • 蠢く陰謀
  • 別室で一人つぶやくシャディク
  • 「拾ってくれてありがとう。サリウス・ゼネリ。」
  • もう誰にも止められない

 

 

直接対決するソフィとスレッタ
  • 「こんな、やめてください!人を殺してまでほしいものは何ですか!?」
  • 「お腹いっぱいのごはん!暖かいベッド!もっとあるよ!コミックにゲーム、愛してくれる家族!」
  • 戦いのはざま、ソフィはスレッタに現実をつきつけていく
  • ガンダムが医療の道具?
  • いやいや、ガンダムは人殺しの道具だ、なぜエアリアルは武器を持っているのか
  • ガンダムは暴力の道具でしかない
  • モビルスーツに乗れば人は死ぬんだ、学校で教わっただろう
  • 「お母さんは、、、」スレッタは答える言葉を持てない
  • 苛烈さを増す戦闘
  • 戦いの場に充満していくデータストーム
  • 上昇していくパーミットスコア

 

 

挟まれるプロスぺラとベルメリアの会話
  • あなたにはもう一人娘がいたはずです!彼女はどこにいるんですか?
  • エリィならいるわ、スレッタのそばに。
  • 私たちを待っているのよ、データストームのその先で。
  • 書き換えるのよ、すべてを。エリィの幸せな世界のために。

 

 

戦いの終わり
  • 容赦なく上昇し続けるパーミットスコア
  • 負荷に襲われるソフィ
  • ソフィは薄れゆく意識の中、エアリアルにエリクト・サマヤを見つけていた
  • 「そうか!あなただったんだ!」
  • スレッタの意思とは無関係に止めをさそうとするエアリアル
  • 「もうやめて!!」
  • ビットが火を噴くことはなかった
  • が、ソフィの魂はすでにこの世には無い
  • ノレアにお前は一体何者なのかと問われるスレッタ
  • 母の言葉を妄信するスレッタの目には、止められない感情があふれていた
  • 一方学園では、マルタンがニカを通報
  • 地球寮全員の一時拘留が宣言された

 

 

ということで激動の14話でした。

そんなわけでここからは感想と考察です。

 

 

14話感想と考察

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ということでざっとダイジェストをお送りしましたが、ここからは感想・考察をしていきます。

 

 

明らかになるクワイエットゼロとエアリアル

2期は展開が早いというか、この作品の根幹になりそうなクワイエットゼロ計画の全貌がおおよそ明らかになりました。

 

 

いちおうざっとまとめると、

クワイエットゼロ

  • エアリアルのコアであるデータストーンという部品で超高密度情報体系を支配
  • パーメットリンクを通じて世界中の情報機器を操る
  • 争いも哀しみもない世界に書き換える
  • ミオリネの母(ノートレットレンブラン)の発案
  • ガンダムエアリアルがトリガーである
  • 学園潜入の目的はエアリアルの実戦データ集積(死なないので安心)

 

 

ということですね。

とはいえ「じゃあ具体的にどういうこと?」というと正直そこまで言及はありません。

ここに判明したエアリアルの情報をまとめます。

 

 

ガンダムエアリアル

  • エアリアルにはエリクト・サマヤ(エリィ)が入っている
  • クワイエットゼロではエリィの幸せな世界を作る
  • エリィはデータストームの向こう側で待っている

という感じです。

 

 

エリクトがガンダムエアリアルなのは前々からの予想は大方で合っているのですが、それが具体的にどういうことなのかは正直不明であると言わざるを得ません。

 

 

「人間がガンダムになった」

ってどういうこと?

 

 

過去のアニメ作品内容から候補として挙げられるのは、

①攻殻機動隊的電脳による全身擬体

②記憶のデータ化によるAI化

③エヴァ的な説明不能の魂の一体化

④脳だけになって水星からの遠隔操作

が挙げられるのかなと思いますが、今のところ自分としては②かなと思うところです。

 

 

理由はエリクトのアニメ内映像がまだ子供のままで大人ではなかったことで、これは時間が停止しているか、もしくは未来がない、つまりAIエリクトは過去のデータの集積でしかないのではという理由からです。

 

 

でもまぁホームページの小説を見る限りエアリアルには普通に意識があるようなので、生体パーツとして①も捨てきれないところです。

 

 

というのもGUNDは医療用ということでしたし、ガンダム他作品でも操縦性を高めるために「あえて手足を切る」という描写もありました。

 

 

どのような真実だったとしても、なかなかエグいですね、、。

皆さんはどう思われますか?

今後の放映を待ちましょう。

 

 

メンタル崩壊待ったなし

 

 

こちらは14話を見たあとにツイートしたものなのですが、やはりガンダムの2期は重めの内容になりがちですね。

 

 

特にこの『水星の魔女』は

「ある場所で起こった出来事や秘密について他の人は知らない」

という現象が頻発しています。

 

 

秘密なので知らないのは当然だとしても、たとえばスレッタはエアリアルの正体について知らないでしょうし、ラウダもグエルの動向を知りません。

他にも、スレッタは今のエランが別人で、自分が想いを寄せたエランはもう殺処分されたということも知りません。

また、テロの首謀者がシャディクということは、みんな知りません。

テロのせいで地球が暴力にさらされていることも、だれも知らないのです。

 

 

そう、すべてを知っているのは視聴者だけ。

我々視聴者は、登場人物が真実を知って絶望する様を見るしかないのです。

あとは「いつ知るか?」。

 

 

これは、前作「鉄血のオルフェンズ」で登場人物が次々と絶命していくフラグ回収物語とはまた少し様相が変わっています。

 

 

追いつめられていくのはキャラクターと同時に、私たちなのです。

彼らのメンタルブレイクは、私たちのメンタルブレイクなのです。

私たちに対するサスペンス。

脚本家は本当に意地が悪くて、最高です。

 

 

もはや内容の考察など問題ではなく、いつ誰の精神が崩壊するか。

サバイブするのは誰か、おれか、お前か。

 

 

死者も出て、もう引き返せないところまで来てしまいました。

気づけば、あと10話。

さて、どうなることやら、、。

 

 

14話感想まとめ


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第14話のまとめ

  • ソフィ、死す!!
  • エリクトはエアリアルに入ってる(詳細不明)
  • クワイエットゼロ、エアリアルが鍵(詳細不明)
  • グエル、未だ出番なし!
  • シャディク、親父を拉致
  • ラウダ、CEO就任おめ!
  • スレッタ、母の呪いから解放か?
  • 地球寮は解散なのか?

 

 

そんなところで、以上です。

次回も楽しみましょう。

 

 

それでは

 

 

 

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