【ネタバレあり】『ヒグマ!!』感想垂れ流し

【ネタバレあり】『ヒグマ!!』感想垂れ流し

ヒグマ!! | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・配信・作品・上映情報 - 映画ナタリー

 

基本情報

「ミスミソウ」や「許された子どもたち」などで、10代の子どもたちの生きづらさや現実を鋭く描いてきた内藤瑛亮監督が、闇バイトの若者たちと凶暴なヒグマと対峙するという独創的なシチュエーションで描いたモンスターパニックアドベンチャー。

18歳の小山内は、大学合格の通知を受け取ったその日に、特殊詐欺の被害で多額の借金を負った父親が自殺し、進学を断念せざるを得なくなる。金策に走る中で、小山内は父を追い詰めた闇バイトの世界へと足を踏み入れてしまう。ある日、高額報酬をうたう拉致工作に参加した小山内だったが、いつの間にかその仕事内容には、拉致した女性の殺害と死体遺棄までが加わっていた。森の中へ女性を運び、いよいよ手を下そうとした瞬間、前代未聞の事態が発生する。

主人公・小山内を鈴木福が演じ、小山内とバディを組む戦闘力の高い相棒・若林桜子役を「逆火」「知らないカノジョ」の円井わんが務め、初のアクションシーンに挑戦した。そのほか、重要人物であるハンター神崎役に宇梶剛士。「ゴールデンカムイ」などにも参加している特殊造形・メイクアーティストの百武朋がヒグマのデザインを担当。

(映画.comより)

 

 

 

感想(ネタバレあり)

ということで、今回は『ヒグマ!!』。

2025年終盤のヒグマ騒動の煽りを受けて、公開延期になっていた作品です。

とりあえず、むちゃくちゃ面白かった。

基本的にはB級モンスターパニック映画なんですが、笑いあり、涙あり、そして鈴木福ここにありです。

ストーリーは上にある通りで、人生どうしようもないドン底の高卒・鈴木福くんが闇バイトのトラブルに巻き込まれて、山でごちゃごちゃやってたらヒグマが突っ込んでくるという。

そしてヒグマが悪い奴を片っ端から切り裂いたり噛み砕いたりしていくという、そんな映画。

鈴木福くんvs闇社会vsヒグマ。

三つ巴のサバイバル。

正直クマは"ちゃっちい"んだけど、怪獣モノっぽい絵作りは好きだった。映画タイトルもヒグマが出てきたところでドドンと出るのも気分がアガる。

この映画、色んな人物・社会描写がリアルで、特に闇バイトの細かい描写(番号で呼び合うとか、番号が若い奴はリーダー格とか)がけっこうしっかりしてて、今の世の中を考えさせられた。生きるためならどんな指示でも言うこと聞くしかないみたいな空気感とか。

実際の社会でも、こんなことやりたくねえよと思いながらやって生きている人は山ほどいる。

映画の流れとしては、鈴木福くん演じる小山内は自分が作ったゲームをハブにして生まれる少年との出会いとか、自分を助けてくれたお姉さんとかに戦士のアイデンティティを呼び起こされて一人の男になっていく。その辺りは凄く良かった。

特に闇バイトのボスみたいなエンジェル(はんにゃ金田)に電話でキレる場面とかはテンション上がって震えた。言え、言っちまえみたいな。

大人しい行儀良い子の初めての反抗。母親のことママって言っちゃう18歳がヤクザに電話でキレちまうなんて、なんてロックなんだ。ロック番狂せだ。おいマキシマムザ亮くん、ロッキンポ殺しの初期衝動はここにあるぞ!

その後のお母さんとの電話のやりとりなんて正直ちょっと泣いちゃったよ。

変な映画だけど、良い映画だよ。

全体的にグロ描写もクマも出てくるキャラの言動もチープといえばチープだけど、出演者がいちいち上手だし、ストーリーの面白さと映像の勢いが勝ってしまった、そんな映画です。

去年見た『プレデターバッドランド』と同じくらいか、それ以上に面白かったです!

2月頭までしかやらないっぽいし、やってる映画館も限られてるので見づらいかもしれませんが、今月1本見るなら、これはおすすめです。一匹の男に育った俺たちの"福くん"の勇姿をその目に焼き付けてほしい。

鈴木福の第2章はここから始まるのだ。

 

以上。

 

↓これがこう、という感じで、感慨深い

 

 

 

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