【※ネタバレあり】ダンまち最新21巻感想【死闘・アイズ救出編】
2025年10月11日、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の21巻が発売されました。
今回はその21巻のネタバレありでの感想レビューになります。
ちなみにこの本編21巻、なんと外伝『ソードオラトリア』16巻と同時発売!
内容的には同じ事件の顛末を同時系列、別視点で描く表裏一体の作品となっております。
結論から言って、めちゃくちゃ面白かったです。
端的にお伝えするならこんな感じ。
#ダンまち
— 山田 (@YxMxDx) October 22, 2025
21巻読了、ネタバレ無し感想
今回は全編を通して
「ロキファミリア電撃救出作戦」
"囚われの姫を救え!"
これまでのダンまちキャラを総動員して過去最大の超レイド。敵も歴代最強。
1冊で完結するので、ファンタジーアクション映画のような仕上がりになっています。
いやー、満腹です。
ということで前作は「ロキファミリア完全壊滅」という衝撃的なラストだったわけですが、その後どうなっていくのでしょうか?
本記事では感想を述べていきますが、まず前半では「前回までのあらすじ」と「21巻ネタバレなしの感想」を、後半は「完全ネタバレあり」でお送りします。
それではいきましょう!
20巻までのあらすじ
19巻でオラリオに到着した大飛行船型の移動学園都市「学区」。
18巻までの中でフレイヤとの「大戦」を終えたベルは、この学区に短期編入し、世界の情報に触れたり、冒険者志望の後輩学生たちと触れ合ったりする中で、彼自身も人間的な成長を遂げる。
20巻では、とある理由から「学区」はオラリオギルドと対立。
代表者による対決が繰り広げられる中、ベルはオラリオ側の代表として「学区」で1番の実力者である教師レオンと相対することに。
封印された黒竜のお膝元「竜の谷」で英雄としての資質を試されるベル。
レオンによる過酷な試験の中、彼から秘儀である特大斬撃「残光」を伝授され、乱入した強烈な竜型モンスターを共同で撃破するのだった。
傷つきながらも確かな自信を手にしたベルはオラリオに帰還を果たすが、そこにはダンジョンからレフィーヤら、命からがら死に体で飛び出してきたロキファミリアの面々が血まみれで転がっていたーーー
「っ、、、ぜ、全滅!!ロキファミリア、派閥連合は全滅した!!」
さて、どうなる21巻ーーー!!
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21巻のあらすじと感想(ネタバレなし)
ダンまち本編第21弾、早くも登場!
前巻の衝撃の結末から待ち望まれた、必読の続刊です。
【ロキ・ファミリア】全滅ーー。
北の最果てより帰還したベルを待ちうけていた最悪の報せ。
都市最大派閥の『遠征』失敗と、ダンジョン60階層にアイズたちが取り残されたという現実に神々さえもが衝撃を隠せずにいた。
だが、英雄の都は終末を拒む。
「使うのは『オラリオの全軍』だ」
喊声を上げよ。すべての手札を注ぎ込み、絶望に抗え。そして――
「私ができた。なら、貴方もできる」
深紅と紺碧の眼差しが交わる時、一筋の希望に手が届く。
これは、少年が歩み、女神が記す
――【眷族の物語】――(引用:amazon)
ということで、21巻です。
基本的にはあらすじ通りの内容となりますが、今作は外伝も真っ青のまさに激闘・死闘の連続です。凄惨です。
「ロキファミリア壊滅」という衝撃に対してパニックに陥るベルやオラリオ冒険者。
しかし彼らを尻目に、神々と都市最強の司令官の1人であるヘディン・セルランドは既に逆襲の手を打っていました。
それが上のあらすじにもある、
「使うのはオラリオ全軍だ!」
という彼の言葉でした。
つまり『全ファミリア+学区+ロキファミリア生還者組による突撃レスキュー!』というオラリオに関わる全てを巻き込んだ壮大な電撃救出劇の幕が上がるのです。
しかし、これはただの救出劇にあらず。
これまでに輪をかけた大きな戦いの始まりだったのです。
- 全滅とはどういうことか?
- 一体全体、何が起きたのか?
- 彼らは生きているのか?
- アイズはどうなった?
- そもそもどうやって60階層に辿り着くのか?
- 60階層で一体、何が待ち受けているのか?
様々な疑問が押し寄せる中、ベルの命運やいかに!!??
、、、てな感じの21巻、結論からいうと、最高にエキサイティングでした!すごいぞ!
バトルあり、ハラハラあり、涙あり、そして冒険英雄譚アリアリのノンストップ救出大作戦!
21巻は、しっかりダンジョンで大冒険・大激闘です。
まるで1本の大作映画のよう。
ベルやレフィーヤ、フレイヤファミリアの豪傑達だけでなく、いつものヘスティアファミリアの面々も大活躍!ダンまちファンは絶対に見逃せない1冊となっております。
これはもう読まざるを得ません!!
ちなみにロキファミリアに何が起こってたのかは、外伝15巻をチェック!
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ということで、我慢できないのでここからはネタバレ全開で感想をお送りします。
まだ読んでいない方はまず21巻を読んでから、この先に進んでくださいね。
それではどうぞ。
ダンまち21巻感想(ネタバレあり)
さぁそれでは、ここからはネタバレ全開です。いくぞ。
1、今回の流れ(ラストまで)
今回の21巻は作戦開始からラストまでノンストップ、息つく間もなく終始ハイテンションで駆け抜ける大バトル。結構ハイカロリーでした。
外伝『ソードオラトリア』の内容も大いに絡んでいてバトルやモンスターはおどろどろしい部分もありましたが、そこは『ダンまち』。
しっかりドタバタ感もあり、エンタメしてました。
約600ページということで振り返るだけでも大変ですが、大きく分けると以下3つの場面に分かれるといえます。
☆今回の大まかな流れ
①序盤:60階層まで駆け抜ける電撃デスマラソン作戦
②中盤:60階層付近での戦い(「奇跡のティオナ奪還戦」など)
③後半:ラスボス「穢れた精霊」戦(アイズ奪還戦)
ということでここからは今回は3つの場面を振り返りつつ、気になった部分を深堀していきます。
1-①序盤:デスマラソン大作戦
序盤はロキファミリア救出へ、オラリオ総出(学区まで!)でヘディンを中心に作戦始動の場面。
各人がそれぞれ動いていく中、ベルと生き残ったレフィーヤがついにがっつり協力関係になります。
神々には「姉弟」とかいわれてましたが、良いライバル関係ですね。
ちなみにロキファミリアに何が起きていたのかというと、「穢れた精霊討伐」の遠征中
にアイズを取り込まれ敵が超強化され敗北。
フィンら第1級冒険者だけでなく、連合として参加していた都市きっての回復役アミッドや鍛冶師の椿なども揃って60階層周辺に取り残されてしまったのです。
※詳しくはこちら
これまでの功労者であるロキファミリア救出作戦には全冒険者が参加。
神々も、学区も、みんなが駆り出されます。
救出作戦は以下の通り。
- 剣チーム:少数精鋭。最速で60階層へ駆け抜ける!
- 盾チーム:総動員でダンジョン内に剣チームが駆け抜ける道を確保。
剣チーム(救出班)の構成はヘディン、アレン、ガリバー4兄弟、レオン、リュー、ベル、そしてレフィーヤやラウルなどロキファミリアLevel4以上の生還組。
豪華絢爛です。
作戦開始!
盾チームはダンジョン内で奮闘、そして駆け抜けるベルたち。
まさにデスマラソン。
阿鼻叫喚ですが、ダンジョン自身もこの様相に混乱!
階層主が全部復活で阿鼻叫喚、今回の大ボスである「穢れた精霊」も眷属総動員で、時たま「精霊の分身」ことデミスピリットまで登場させる始末。
結果、至るところで繰り広げられる死闘。
すごいスケールです。
そして過酷な作戦が進んでいく中、剣チームは49階層でオッタル発見!
彼は1人でずっと階層主と戦っていました。。。
レフィーヤは「ありえない」とつぶやくので精一杯。完全に同意です。
さすがオッタル。
50階層ではガネーシャファミリア・ミアら酒場メンバー・ハトホルファミリアの第1級冒険者・学区の高レベル教師などが盾チームとして登場。
ミア母ちゃん、頼もしいですね。
ところが58階層まで続く「竜の壺」では更なるイレギュラーが強襲。
ドラゴンを取り込んだデミスピリット亜種がガンガン砲撃してきます。
これに慌てた経験の少ないベル、そしてそれをカバーするためレフィーヤが逸れるも、なんとか58階層で合流。
辿り着いた58階層ではデミスピリット亜種が大暴れ中。
しかも、ダンジョンの異変を感じたジャガーノートまで出現!!
ヘディンの指示でベル・レオン・レフィーヤ、そしてここから参加したヒーラーのヘイズが剣チームから離脱し先遣隊として先に進むことになります。
というところで序盤はここまで。
(ちなみにこのイレギュラーモンスターズは残った迎撃メンバーにきっちり打倒されました)
1-②中盤:60階層付近での戦い
先遣隊と迎撃隊に分かれる剣チーム。
流動的に60階層を目指すベルたち。
精霊の影響で変貌するダンジョンから様々な敵が襲い来る中、ベルは対魅了スキルが発動して擬似ランクアップ&無尽蔵回復チート状態に!兎すごすぎ。
そして先遣隊はベートを発見・救出し、合流。
そこに死体を操る寄生モンスターが登場。
前回ロキファミリアに同行したメルーナらフレイヤファミリアのメンバーが死してなお操られています。覚悟を強いる敵。過酷すぎる。
なんとか切り抜けるもメンタル激落ちの中、ティオナを発見。
ところが、彼女も、モンスターに寄生されてた、、、
「ごろじて」状態、かろうじて生きてる、、、
殺すしか救済する手段が無い、、、
しかしながらそこは英雄ベル・クラネル。
ベルは自身の回復スキルを使った文字通りの自爆戦術でティオナを救います。
誰にも出来ない奇跡を目にしたベートは、ここでついにベルを認め始めます。
しかししかし更なる試練が。。。
アイズの記憶から生み出されためっちゃ強い「黒い精霊」や「精霊もどき」みたいなやつらが猛威を振るいます。
ヘイズも再起不能にぶっ飛ばされるし、もうめちゃくちゃだよ。
どうしようもない脅威にレオンが、片腕を失うレフィーヤが、それぞれの覚悟で殿を引き受けます。
残されたベル、ベート、死に体のティオナ、合流したリド、ウィーネ、彼らに救われたへグニらがラストステージへ進む。
物語は終盤へ。
1-③ラスボス:VS「穢れた精霊」
ラストステージ。
ラスボス「穢れた精霊」戦。
スキルのおかげで残機無限状態のベルを中心にメンバーが奮闘するも、アイズの風を身に纏い魔法を自由自在に扱う敵に、前衛だらけのパーティでは敵いません。。。
しかも敵はアイズの記憶とダンジョンのパワーで黒竜を模した「精霊竜」ことスピリットドラゴンに進化。。。
ど、どうすんのこれ。。。
どうしようもない絶望、傷つく救助隊、迫るアイズ吸収までのタイムリミット。
精霊に捕えられたベルは「穢れた精霊」の正体が物語の精霊であることを告げ、乾坤一擲のメンタルダメージを与えます。
つかの間の間隙、そこにヘディン、リュー、ヘイズ、グロス、へグニ、そして春姫、アスフィと、ここで頼れる戦士たちが結集!
「第2ラウンドだ!!」
中継先から叫ぶヘスティアの一言で仕切り直した第2ラウンド、最終決戦。
読者の脳内にはラスボスBGMが鳴り響きます。
この時点でのこちらの手勢は以下の通り
- 前衛:ベル、ベート、リド、へグニ、ウィーネ
- 後衛(砲撃):ヘディン、リュー(万能)
- 支援:バッファの春姫(とアスフィ)、回復役ヘイズ(とグロス)
春姫の魔法での疑似レベルアップも含めると、もはやとんでもない出力のメンバーです。しかし、相手は『精霊』そのもの、そしてアイズの風を食った疑似黒竜。
なかなか押し切れません。
そこに現れたのが"最強の二人"、レオンとオッタル。
春姫によって疑似Level8な彼らの「残光」、さらにレオンによる連撃のような必殺の魔法、オッタルの容赦ない暴力。
追いつめる、追いつめる、追いつめる。
しかし、不条理な精霊にはそれでもまだ足りない。
そんな不条理にヘディンが、へグニが、オッタルが、レオンが、ウィーネが、ベートが、ティオナが、最後まであがき、決め手の一撃を持つベルへの道を開く。
血を吐きながら、ベートが認める。
「お前はもう雑魚じゃねぇ。雑魚じゃねぇなら、アイズヴァレンシュタインを救ってみせろ!!」
命の炎を燃やしながら、ティオナが語りかける。
「アイズも、英雄に笑ってもらおう」
鳴り響き続けた鐘の音、ベルから決定的な一撃が放たれ、「精霊」は崩壊。
精霊が最後のあがきでベルを食らうも、ベルは体内からヴェルフの魔剣を放つ。
往生際の悪い精霊へのラストシュートはレフィーヤ。
トドメの一撃が階下から突き抜ける。
ベルも同時にファイアボルト。
そしてベルはアイズ救出、無事、地獄からの生還を果たしたのでした。
ということで21巻の流れでした。
ついに精霊滅却です。
いやー文章も長くてすみません。
今回は終始テンションが凄いしアクション描写が凄かったんで、正直読んだ人じゃないと伝わらないと思います。
ここまで来て読んでない人はいないと思いますが、まだの人は本当に読んできてください。
前後編の映画を見たくらい満足感があります。
とにかくハッピーエンド!良かった!
と、ここからは21巻の気になった部分を拾っていきます。
2、ベル君、ついに英雄として覚醒する
今回の21巻では、上述のような活躍から、ついにベルが名実ともに「英雄」となりました。第1巻でベソかいてヘスティア様に拾ってもらった頃が懐かしいです。
確かに最近の活躍を振り返ると、
- 都市最強派閥の一角であるフレイヤファミリアを軍門に下す
- 外伝では邪悪神エニュオの野望を打ち砕くトドメの一発
- 最凶の怪物「穢れた精霊」を粉砕
- さらにもう一つの最強ロキファミリアの幹部女子メンバーを命を張って救出
- そして手厳しい先輩たちとも実績をもって和解
- すでにオラリオの町全体の中でもヒーロー扱い
- 誰もが抗えない「魅了」が全く効かない
- 英雄の一撃たる必殺斬撃「残光」の免許皆伝
ということですから、現段階でLevel5とはいえ名実ともに「英雄」といって差し支えない状態です(もうLevel6に上がりそう、、、)。
中盤ティオナを助けた場面なんて、笑っちゃうくらいヒーローでした。
おい愚兎、かっこいいぞ。
終結後の短いエピローグでは、なんとそのライジングスターに対してフィンが自派閥への引き抜きを画策していました。
個人的にはヘスティアファミリアのままでいてほしいですが、、、
この辺りは次の巻で語られることになりそうですね。
作者さんのあとがきでは、この21巻は最終章の始まりだそうです。
最終章といえば、残る三大クエストのラスト、「隻眼の黒竜討伐」ですよ。
作中でも「そろそろ討伐する方向に行かないと世界がヤバい」というのも言われていますね。
新たな英雄が産声を上げた今、次の巻では目途が立つのでしょうか?
でも過去にはLevel9の英傑がいても負けたということらしいので、、、。
実はまだ先が長いのかもしれません。
ちなみに筆者は「ダンジョンとは?」という謎を解明するのもこのダンまちワールドの回収すべき問題だと思っているのですが、ベル君がガチ英雄になった今、ついに風呂敷を畳みにゼウスの爺が天国からやってくるのでしょうか??
ベルの出生とか、その辺の具合は実は明確にはよく分からない。
本編では最後まで明言されないのかもしれませんが、個人的にはその辺りも大いなる回収を目撃してゾクゾクしたいところです。
それにしてもベル君はどこまで行っちゃうんでしょうか?
3、ベートとベル
「もうお前は雑魚じゃねぇ。アイズヴァレンシュタインを救ってみせろ!」
「おい............でかした」
この21巻ではロキファミリアとベルの関係値が高まりました。
それも序盤ではレフィーヤ、中盤から終盤にかけてはベートと、これまで決して仲が良いとは言えないメンバーとの関係です。
特に今作ではベートから認められた場面は、非常に印象的でした。
いやベート!
あのベート・ローガですよ、皆さん!
というのも、21巻作中にヘスティアが述べていたように、ベルは1巻でアイズに助けられた場面においてモンスターの血を浴び、それを目撃したベートに「トマト野郎」と嘲笑されていたのです。懐かしくも口惜しい場面です。
これはぜひアニメ1話でも良いから見てほしい!
今見ても腹立ちますな。
しかし、ベルは様々な困難を乗り越えるたびに自分の力を示し、この21巻ではロキファミリアのティオナ、そしてアイズを自分の身を投げ出しても救ってみせました。
特にティオナの場面は自分にファイヤボルトするとか狂気のヒーローぶり。
震えます。
ベートは自分にも他人にも非常に厳しい男で、確かな実力を持っていて、プライドも高く、皮肉屋で、口が悪くて、素直ではない男です。
しかし、彼が「自分の命を張って精一杯戦う者」には一定の敬意を表すことをこれまで読んできた私たちは知っています。
そんな彼に、ついに正面から認められた。
これは『ダンまち』を追ってきたファンにとってはたまらない瞬間だったのではないでしょうか。ちなみに筆者は泣きました。
エピローグの「でかした」→「はいッ!」は、とても良い場面だったと同時に、最後の砦だった彼がデレたことで、最終章なのだと認識させられました。
いつか来る黒竜との戦いでは、ベルの苦境に「おい寝てんのか兎ィ!」と隣で灰色狼がドスを効かせて吠えてくれることでしょう。
何ならどこかの戦車猫さんと「どちらが兎のアニキでしょう」レースも開催してほしいところです。
ああ頼もしい。
4、アオハル☆新規参入ヒロインズ
ーー迷宮都市オラリオでは、新参の英雄ベル・クラネルのハーレムが着々と築かれているのであった(ゴゴゴ、、、)
というのは冗談ですが、21巻でもベルにクラっときてしまうかもしれない女子キャラが目白押しでした。
肩を並べて戦ってると思ったらスッとかばって「女の子だから」とか言ってみたり、命張って自爆してでも救ってくれたり、体が半分溶けても助け出してくれたり、、、ほんと罪深い兎です。
ということで女神イズンも真っ青なアオハル☆ヒロインたちの馴れ初めを一言でまとめました。以下一覧。
☆ヒロイン&思い出一覧
- 神ヘスティア:ほっとけなくて、、、
- 神フレイヤ:魂が綺麗で、、、(告白済)
- エイナ:ギルドで接しているうちに気づいたら、、、
- リリルカ:足抜けを手伝ってもらっているうちに、、、
- 春姫:悪徳ファミリアから救出してくれて、、、
- リュー:ダンジョンで裸で抱き合って、、、
- ニイナ:同級生だと思ったら凄い先輩で、、、
- マリィ(人魚):初対面で指をなめられて、、、
- ネルナッティ(ハトホルファミリア魔導士):玉の輿に乗りたくて、、、
- ヘルン(フレイヤの影武者):女神に付き合ってるうちにいつの間にか、、、
- レフィーヤ:ライバルとして接しているうちに、、、(NEW?)
- ティオナ:前から気になっていたけど、今回は私のために自爆してくれて、、、(NEW?)
- アイズ:弟のようだったけど、、、(NEW?)
以上ですかね(棒)。
21巻はエピローグがほぼ無かったので新規メンバーの心象描写はイマイチですし、特にアイズは次巻で描かれるようですが、全体としてはこんな感じでしょうか?
というかどこかのLevel6エルフとか水棲女子のところは一言でまとめると完全にギルティですね。爆
まぁ、アオハルです☆(いい加減にしろ)
バトルも良いけど、ダンまちらしいドタバタラブコメも21巻では期待したいですね。
5、「VS黒竜」戦力分析
最後に、「VS黒竜」に向けての現段階での戦力を分析していきます。
というか備忘録的にキーになりそうな味方全戦力を一覧にしたいと思います(異端児含む)。
以下の通り。
- Level7:フィン、ガレス、リヴェリア、オッタル、レオン、アステリオス
- Level6:アイズ、ベート、ティオナ、ティオネ、ヘディン、へグニ、アレン、リュー、ミア、アルガナ、バーチェ
- Level5:ベル、ガリバー4兄弟、アナキティ、ラウル、シャクティ、ネルナッティ、マリク、リド、レイ、グロス
- Level4:レフィーヤらロキF面々、ヴァンらフレイヤF面々、ほかアスフィ・アイシャら多数の冒険者、酒場の中軸メンバーなど
- 特記戦力:春姫(味方をレベルアップさせる)、ヴェルフ(超魔剣を作り出せる&相手の魔法を完全に潰せる)、ヘイズ&アミッドの超回復コンビなど
こんな感じですかね?
やっぱり物語初期からすると、かなり戦力は充実したなという感想です。
ただ、黒竜討伐に失敗したゼウス・ヘラファミリアにはLevel9やLevel8のメンバーも在籍していた、ということを考えると、まだ足りないのかもしれません。。。
封印されても世界を滅ぼしそうということでしたが、どんだけ強いんだ、黒竜。。。
ちなみに、この21巻のB面である外伝16巻にはなんと推定Level9以上の敵が登場。
フィンら三巨頭だけでなくアレンやガリバー兄弟が加わった第1級冒険者選抜チームでも全く手も足も出ませんでした。
どのような敵でどう解決したかは別記事を参照いただきたいのですが、これを踏まえて考えてもまだ準備不足と言えるかもしれません。
もちろん今回の戦いを経てかなりの人数のランクアップが見込めます。
次巻22巻ではそれも含めてフィンやヘディン、そして神々がどう「待ったなしの黒竜戦」に備えるのか、それも見ものですね。
ということで、今回は以上。
21巻、まとめです。
21巻まとめ:ベル、引き抜きか
今回の内容のまとめです。
21巻のまとめ
- ロキファミリア、メインメンバー全員救出!
- アイズ奪還、成功!
- 「穢れた精霊」、完全討伐成功!
- ベル、名実ともに英雄に
- ベート、ついにベルにデレる
- アイズ救出後の昏睡続く(21巻でベルへの気持ちを自覚するか?)
- フィン&ロキ、ベル引き抜きを画策か
ということでした。
21巻はとにかく電撃救出作戦の1テーマでノンストップだったので非常に激しかったですね。
次回はオラリオ内でのキャラ同士の関係性のお話がメインになるだろうなとは思いつつ、作中では「黒竜討伐待ったなし」というのも端々で語られていましたので、その辺りも動くことになりそうです。
まだまだ伸びしろですね。
同時発売の外伝『ソードオラトリア』16巻、外伝『ファミリアクロニクル・アスフィ編』も感想記事を書いていきますので、そちらも興味がある方はご覧ください。
ということで、今回はここまで。
それでは!
◾️今回取り上げた小説はこちら
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