【川崎フロンターレ】2020移籍情報・スタメン予想(1/23時点)
昨年は惜しくも4位でフィニッシュした川崎フロンターレ。
最終的にはバンディエラであるリーダー中村憲剛選手の怪我による不在が試合運びに響いてしまったようでした。
しかし長谷川選手や脇坂選手などミドルエイジの台頭や田中碧選手というワールドクラスのニューヒーローも生まれ、2020シーズンに向けては明るい兆しもしっかり確認できます。
言っても4位なんですけどね。
ということで今回は、もはや強豪としての地位を確立したといっていい川崎フロンターレの現段階での2020シーズン戦力を分析していきたいと思います!
この記事について:
この記事を読むとこれがわかる
- 2020の川崎フロンターレの移籍動向、チーム事情
- 川崎の今期の予想フォーメーション
- 開幕戦情報
- 川崎フロンターレの試合を見る方法
お品書きはこちら!
それでは早速IN/OUTから見ていきましょう!
IN/OUT
IN
(:前所属)
- GK丹野研太:セレッソ大阪
- DFジオゴ・マテウス:コリチーバFC/ブラジル(レンタル)
- DF山根視来:湘南ベルマーレ
- DF神谷凱士:東海学園大
- MF三苫薫:筑波大
- FWイサカ・ゼイン:桐蔭横浜大
- FW旗手怜央:順天堂大
プロ、大卒問わず即戦力が加入。
特に三苫・旗手両選手はオリンピック日本代表選出も視野に入れる超逸材。今期の躍進はもちろんですが、2~3年後も見据えた補強といえます。
OUT(放出)
(:移籍先)
- GK新井章太:ジェフ千葉
- DF奈良竜樹:鹿島アントラーズ
- MF阿部浩之:名古屋グランパス
- FW赤崎秀平:ベガルタ仙台
赤崎選手は昨年より期限付き移籍中だったが、新井・奈良両選手は出場機会確保のため移籍となった。
オフェンスの中心だった阿部選手が移籍したのは大きいが、逆にオフェンス陣のポジション争いによる勢いが戻るはずだ。
OUT(レンタル)
(:レンタル先)
- GKポープ・ウイリアム:ファジアーノ岡山
- DF馬渡和彰:湘南ベルマーレ
- DFタナビス・ジェファーソン:ガンバ大阪
- MF鈴木雄斗:松本山雅
- MFカイオセザール:Vファーレン長崎
- FW遠野大弥:アビスパ福岡
- FW宮城天:カターレ富山
- FW知念慶:大分トリニータ
他チームでも同様ですが、レンタル移籍は若手選手に多い傾向です。
昨季から引き続いて長崎にレンタル移籍をしているカイオ選手のようにしっかり試合に出ることが当面の目標になるでしょう。
そのような意味ではJ1・J3両方のチームを抱えるガンバを選択したタナビス選手は慧眼かもしれませんね。
川崎フロンターレ:チーム事情3つのポイント
全選手・年齢・ポジション分布図
こちらの表を用いてチーム事情を3つの観点からみていきます。
POINT①:中村憲剛選手不在の序盤を乗り切れ
開幕後半年は中村憲剛選手が怪我により不在となる。精神的支柱ともいえる憲剛選手だが、小林選手や家長選手など勝負強いベテラン選手たちを中心に踏ん張って欲しい。
陣容的にはまだまだ王者クラスで、戦力は圧倒的です。外国人選手も昨シーズン圧倒的な能力を見せたジェジエウ選手やダミアン選手は現在段階で健在。
戦術理解に時間を要しないスタメンのアドバンテージを活かし序盤からアクセルを全開にして、オリンピックによる中断期間まで一気に駆け抜けたい。
POINT②:実力派大卒ルーキー4名!
フロンターレのヤングスターといえば22歳以下のオリンピック日本代表の常連である田中碧選手だが、今年はその世代で有望な若いプレーヤーたちが加入した。
大卒加入は4名。
- イサカゼイン選手:ゼイン選手はガーナにルーツを持つ選手。桐光学園高校時代には日本代表の小川航基選手と同じチームでプレー。スピードに乗ったドリブルが武器です。
- 旗手怜央選手:昨年五輪代表にも招集されている旗手選手の持ち味は決定力と高い技術です。代表招集された試合で得点を決めるなど「持っている」選手です。
- 三苫薫選手;旗手選手と同じく昨年五輪代表に選出。こちらはゲームメーカータイプのMF。高い技術と鋭いパスが持ち味。
- 神谷凱士選手:大学界では有名だった神谷ツインズの兄(弟は讃岐に入団)。昨年のデンソーカップでベストイレブンに入る猛者。左サイドバックとセンターバックを兼任可能というバイプレーヤー。
どの選手も有能です。オリンピックイヤーとあって高いモチベーションでポジション争いにも当然のように絡んでくるでしょう。
他にも若手という意味では今年は宮代大聖選手が山口から帰ってきました。第3のFWとして期待されます。
今年のフロンターレの前線から中盤はチームの主軸としてのベテラン、突き上げるミドルエイジ、そして彼らのような勢いのあるギラギラした若手とバランスよく競争力のあるチームが構成されているといえます。
戦術オプションも増えそうで監督もニッコリですね。
最後は守備スカッドについてです。
POINT③:充実のスカッドだが右サイドバックは…
上で述べたように全体的には人数は足りているし、どのポジションを見ても問題無、い….。
いや足りない箇所がありますね、そう、右サイドです。
昨年も右サイドバックはボランチの守田選手が務めるなど、若干人数的に不安視されるポジションです。
そんな中で馬渡選手、マギーニョ選手が移籍していったのでかなり危機感を覚えていた方もいたでしょう。そこに来たのはジオゴ選手です。待ちに待った右サイド専任。非常に期待が持てます。
車屋・登里両選手が両サイドをこなせるとはいえ、本音は専任を使いたいところ。山根選手は右サイドを切り裂けますが、3センターの右だからこそ活きるような気もします。
彼を活かすフォーメーションなのか、それともがっつりコンバートがあるのでしょうか。注視したいですね。
スタメン・フォーメーション予想
さて、次はフォーメーションです。
最終節、予想、そして今回はヤングメンたち中心のチームを組んでみました。
では、どうぞ!
フロンターレ2019最終節フォーメーション
憲剛選手が抜けた最終盤は脇坂選手が頑張りました。
攻撃では中盤のパスワークから抜け出す小林選手とパワープレーのダミアン選手を使い分けていましたね。
終盤戦は勝っていただけに中盤戦の停滞はもったいなかったです。
右サイドバックはやはり気になってしまいます。
フロンターレ2020予想フォーメーション
センターハーフは引き続き成長著しい脇坂選手に頑張ってもらって、右サイドをジオゴ選手で強化。
twitterを巡回してたらここに山根選手も入れている方もいました。ドリブルのキレがありますもんね。
阿部選手が抜けたあとの左MFは斉藤選手もいますが、破壊力では長谷川選手が第一候補なのかなと。
センターで連携してポゼッションを高めて、サイド奥からドリブルではがして人数優位を作っていくスタイルが強そう。
フィニッシャーについても、後半疲れたところでダミアン選手のパワープレーは今年も止められないと思います。やだ強い。
あと個人的には4-5-1でも4-3-3でもそんなに変わらないと思います。
理想は前半でリードすることだと思うので、このオフの連携力アップで「序盤から崩せるゲーム運び」を開幕から見られることに期待したいです。
フロンターレ2020ヤングスフォーメーション
DFも神谷選手に任せてもいいかもしれませんが、攻撃面を考えてたらワクワクしすぎていじるの忘れました笑。
これはねー、カップ戦で見たい!
みんなにギラギラしてほしい!
そんなギラギラヤングメンを大島選手に操ってほしい!
という妄想のコーナーでした。あー楽しい。超自己満ですすみません。
そんなわけで現実的にも、想像上でも、大変強い川崎フロンターレ予想フォーメーションでした。
みなさんも考えてワクワクしましょう。ご意見がある方はコメントください。
開幕戦情報
さて、開幕戦も近づいてきました。チェックしておきましょう!!
開幕日程:2/22(土)
対戦相手:サガン鳥栖
開催スタジアム:等々力競技場(HOME)
開幕戦の相手は鳥栖!相手として不足なしですね。楽しみにしたいと思います。
試合を見る方法
DAZNで見る
残念ながらJリーグはDAZNでしか視聴できません。
この記事を読んでくださっている方は加入している方がほとんどかもしれませんが、無料体験・登録はこちらです。
料金は月額1,800円ほどです。
まだ加入してない方がいたら、Jリーグは2月開幕ですので開幕くらいに登録しつつ決めたらいいと思います。1ヶ月は無料で見られるのでお試しでどうぞ。
文明の力ですね、どこでも見れるのは便利です。今はプレミアリーグが楽しい感じです。
現地で見る
僕は引きこもりなので現地観戦はしないのですが、チケットは以下の方法で買えます。
確かにサポーターとしては、現地観戦も捨てがたい。
・ぴあ
王道のぴあ。こちらからチェック。
・チケットストリート
チケット売買サイトです。
等々力で開幕戦は売り切れそうなので、その場合はこちらからどうぞ。
・セブンネットショピング
こちらの画像がリンクです。セブンでチケットを買うってあんまりイメージないですけど時代ですね。
受け取りがセブンな送料無料ですから、家から近い人は便利ですね。
・川崎フロンターレ公式サイト
公式ホームページでも買えます。
まとめ
今回は川崎フロンターレを追ってきましたが、今年の注目はオリンピック世代がどれだけチームの中心になれるかですよね。
ただ、優勝できるかどうかは大島僚太選手がどこまで自分を出せるかかなと。
彼は実力的には日本で一番うまいセンターハーフなので、マインドが変われば爆発すると思うんです。
これは最近考えていることで、柴崎岳選手や杉本健勇選手などのプラチナ世代のメンバーはみんな上手くて「こなせる」のですが、メンタル的にエゴイズムが足りないのではないかと。
大島選手も「一番獲るんや!ついてこいや!」っていうリーダーシップを持ったらもう誰も追いつけないプレーヤーになると思います。
繊細だからこそ見えるものもあるとは思いますが、個人的にはハングリーな大島選手が見たいです。
とはいえ今年も強いのは間違いないですよね。フロンターレには2020シーズンも攻撃的で魅力のあるサッカーの展開を期待したいですね。
それでは!