【横浜Fマリノス】京都から完全移籍の仙頭啓矢選手ってどんな選手?【補強シリーズ②】
・仙頭啓矢選手ってどんな選手?
このたび、京都サンガF.C.所属の #仙頭啓矢 選手の完全移籍での加入が決まりましたので、コメントと併せてお知らせいたします。https://t.co/WTuzWoXv6E#fmarinos @keeeeeiya
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2019年12月20日
仙頭選手の完全移籍でのマリノス加入が決定しました。
僕はそこまでマリノス以外の試合を見ないので、
「今年活躍しているな」
「名前は聞いたことがあるかな?」
くらいしか知りませんでした(本当にすみません)。
そこで今回は仙頭選手の特性や経歴をまとめつつ、移籍について考えていきたいと思います。
基本情報
仙頭 啓矢
(せんとう けいや)
年齢:24歳
前所属:京都サンガFC
ポジション:FW(主に右ウイングまたは2トップ)
170cm63kg
経歴
大阪出身の24歳。
高校は名門京都橘高校。
全国大会では準優勝(1学年後輩には小屋松知哉も在籍)。小屋松と2人とも5得点で大会得点王となる。
卒業後は東洋大学で己を磨く。3年生時には関東大学サッカーリーグ2部ベストイレブンに選ばれる活躍。チームも2部から1部に昇格した。
京都サンガには2017年に加入。初年度から試合に出場し始める。
3年目の2019年5月、5試合で3得点2アシストの好成績を叩き出しJ2月間MVPに選ばれついにブレイク。
今年は小屋松選手との成熟したコンビネーションに加え、ガンバからやってきた一美選手の活躍もあり3人で破壊力抜群の攻撃を展開。
最終的には年間を通じても36試合出場10得点7アシストの個人成績。プレーオフ進出はならなかったが、京都攻撃陣を牽引する要因になった。
代表歴
2010年 京都国体選抜
2013年 日本高校選抜
2013〜14年 関東大学選抜
プレースタイル
ざっくりいきますが、
- 積極的に仕掛けるドリブラー
- クロスを上げるときの切り返しのキレがえぐい
- ミドルも積極的に狙えるシュート力がある
- ゴール前でも落ち着いていてワンフェイントからゴールを奪える
こんな感じでサイドから攻撃を作るアタッカーとしての能力は今年のJ2で最高の1人に数えて間違いないです。
ひとりではできなかった?[ライザップ]他のジムとはここが違う。
マリノスへの加入
手薄な右サイドの補強
右には仲川輝人選手がいますが、バックアッパーの不在が今年の課題でした。
このポジションに2019年に活躍した仙頭選手を獲得できたのは最高です。
年齢的にもオリンピック世代ではないため代表日程の忙しさとも無縁なのでそこでも人選は完璧です。
京都でポジショナルプレーの基本は習得済み
さらに好条件といえるのが、今シーズン京都を率いた中田前監督の攻撃戦術がマリノスの攻撃戦術と非常に近いということです。
詳細にはポジショナルプレーという戦術ですが、似通った戦術をすでに実践していたというのは加入後の大きなアドバンテージになります。
今年加入した選手たちが戦術適合に時間がかかったことを考えると、こういう選手の獲得方法は革新的ですね。
日本で他にポジショナルプレーをやっているチームがあれば、そこはマリノスのスカウトがチェックしているかもしれません。
小野瀬選手の加入は消えた
右サイド強化で報道があった小野瀬選手の獲得。
しかし小野瀬選手はもはやJ屈指の実力者。ガンバが引き止めるのは当然です。マリノスの攻撃戦術の中での活躍も見たかったですけど、これは仕方ない。
中川風希選手は移籍するのだろうか...
今回の右サイドの仙頭選手、前回の中央のオナイウ選手の補強。
加入もあれば移籍もあります。
そこで非常に小さな声でまことしやかに囁かれている中川選手のモンティディオ山形移籍の件。どうなんでしょうかね。
なかなかプレーの機会がないですが、ワンタッチプレーヤーとして非常に優秀な選手であることに疑いはありません。
個人的には対策された際のアクセントになると思っているのですが、今年のマリノスを見ていると試合ごとにピンポイントで戦術をいじるということは無いかもしれませんが、果たして。
続報を注視しましょう。
まとめ
懸案事項だった仲川選手のポジション。
連戦でも怪我をしないのはいいことですが、休養は絶対必要です。
来年の忙しい日程を乗り越えてさらにタイトルを取るためにも、仙頭選手の活躍は必須です。
活躍に期待しましょう。
それでは!