【マリノスの補強を考える②】MFを考える:ボランチよりもオフェンシブ

【マリノスの補強を考える②】MFを考える:ボランチよりもオフェンシブ

マリノスが優勝したぞおい!

ということでチームとして参加するコンペティションは今年戦ったリーグ、カップ、天皇杯に、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)が新たに加わることになりました。 

 

今年の浦和や川崎を見ていてもACLは本当に負担が大きい。加入選手の調整や準備、移動、試合日程問題と本当にキツそうだなと。

ただ、チームのマーケティングを開拓していくにはアジアのコンペティションは必須。フルスクランブルで臨めるようにメンバー拡充も必要です。

 

前回はFWをやりました。

 

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今回は中盤。

今年のマリノスの中盤は最終局面で結構すでにスクランブルだったと思います。

怪我が少ないことは良かったですが天野・三好の2人が夏に移籍して、マルコス・喜田・扇原・大津の4人で3つのポジションを回しているような感じでした。

 

最後はリーグしか優勝の可能性が残ってなかったとしても、そもそも運動量が必要なサッカーをやっていたので、かなりキツかったのではと思います。

 

長くなりましたが、補強候補も考えながら次年度の中盤を考えましょう。

 

そのまえに:レンタルバックしないことだってある

町野選手はギラヴァンツ北九州でチーム内得点王をとって、チームのJ2昇格に貢献しました。結果「これは凱旋か?」と思いましたが、マリノスの契約満了・放出となりました。恐らく完全移籍なんでしょうね。

 

マリノスがシティグループになり今年は若手をレンタルに出して修行させる方向になりましたが、だからといって戻すとは限らない、というより「よほどでない限りは片道切符」の可能性があるということなんでしょう。

厳しい。

 

さて、それも踏まえて中盤をみていきましょう!

 

今年の中盤の図

2019シーズン前半戦の中盤

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前:三好・天野

後(アンカー):喜田or扇原

*マルコスはセンターフォワード

前半戦は三好と天野がいて、2人が中盤のゲームメイクを主にしていました。喜田のワンアンカーの場合は守備のカバーを主な仕事とし、扇原がアンカーの場合は守備とゲームメイクのヘルプの役割も行っていました。

扇原が出た場合は三人ともレフティだったので、これはこれでワクワクしましたが、安定性という部分では厳しかったかもしれません。さらに扇原に守備の負担がかかり過ぎてしまったところは見て取れました。

 

2019シーズン後半戦の中盤

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前:マルコス

後(ダブルボランチ):喜田・扇原

天野、三好が代表で活躍してベルギーに移籍した後半戦。Jの他チームも主力がヨーロッパに移籍してチーム編成で苦しむ中、マリノス監督のポステコグルーが行き着いた答えが「マルコスジュニオールのトップ下」でした。これが本当に大正解。

点取り屋だと思われていたマルコスが中盤に入ると、貢献度の高い動きでゲームメイク。スペースに顔を出して後ろからのボールを引き出し、サイドの突破を助け、前から守備に走り、フィニッシュにも絡む。最終節を見てても、マルコスは4人いました。僕にはそう見えました。

後ろのダブルボランチ喜田・扇原も2人の良さを出し合って負荷を助け合い、人数増加で後方でのビルドアップもうまくいっていたのかなと思います。

恐らく次のシーズンもこの形かなと思いますが、マルコスは替えが効かない状況なので競争力を高める意味でも、人数的な部分でもトップ下の人材は必ず欲しいところです。

 

ポジション別人数状況

フォーメーション上ディフェンシブMFとオフェンシブMFで分けて考えます。

 

OMF:( )はプレースタイル

マルコスジュニオール(オールラウンダー)

中川風希(ワンタッチプレイ)

オフェンシブは現在2名。中川の覚醒が待たれる。マルコスの動きが理想形だが、中川はよりゴールの近くでワンタッチプレイで輝くタイプなのでそれはそれで個性が出ると超面白い。その場合は前線四人で動きながらダイレクトプレーでゴールを奪う。シティみたいだ。

ここにベガルタにレンタル中の吉尾海夏がバックされれば面白いが、怪我なのでなんとも。

もう1人、下に記述するが国内ネームバリュー有数の選手を獲るのも、一つ手かもしれない。

 

DMF:( )はプレースタイル

喜田拓也(潰し屋→徐々にオールラウンドに)

扇原貴宏(パサー→守備強度上昇)

渡辺皓太

和田拓也

現在ディフェンシブなポジションを出来るのは4人。

最後、渡辺皓太と和田拓也がボランチとして出場が可能になったので大津の怪我を埋めることが可能になったのは当初からの計画なら凄いと思うし、2人のマリノスサッカーへの対応力は本当に素晴らしかったです。

 

渡辺はもともとヴェルディではセンターハーフなので適性値は高そうですが、和田はサイドバックが主戦場ですので、最終節ボランチのミッションをこなしたのは凄いことですよね。

彼の場合はレンタルで来ているので完全移籍になるかが見ものではあります。戻るならもう1人やはりとっておきたい。

 

レンタルバック候補としては名古屋にレンタル中で将来性豊かな山田康太がいますが、彼はオリンピック世代なので出場機会を求めて移籍する決断をするのはあり得る話です。

 

ここからが本番:補強候補を探そう

ボランチ候補(あと1人押さえるなら)
  • 斉藤未月:湘南ベルマーレ(降格ならある)
  • 針谷岳晃:ジュビロ磐田
  • 稲垣祥:サンフレッチェ広島(今季タックル成功率84%!!)

あくまで僕個人の意見です。ボランチは基本的に守備力が大切で、あと1人としたらこの辺りが欲しいです。

降格するなら斉藤未月は欲しい。ヨーロッパの前に半年マリノスに来たらどうですか。語学堪能なら監督との相性も◎でしょ。

稲垣は完全に即戦力枠。広島の戦力を削ぐ意味でも欲しいし、そういう意味でピックアップするならアントラーズの三竿も良いかも。

針谷は怪我明けから試合に出られないようですが、もともと彼は年代別代表。アンカーとして大成する器があります。結局アンカーシステムにしきれなかったマリノス。チームも降格だし狙い目。ラストピースかもしれません。

 

トップ下候補(欲をいえば2人ほしいが)
  • 長澤和輝:浦和レッズ
  • 森島司:サンフレッチェ広島
  • 小塚和季:大分トリニータ
  • 松田天馬:湘南ベルマーレ
  • ブラジル系の新外国人

今のマリノスのオフェンシブハーフに求められているのは、「機動力」です。マルコスが非常によくやってくれますが、マリノスのトップ下は動ける・パスが出せる・ゴールが奪えるという機動力/機能性が問われます。そういう意味でこの3名をピックアップしました。

森島は日本代表戦でも遠藤渓太と連携が良かったし、この中では一押しですね。マルコスとターンオーバーしても機能しそうです。

 

ちなみにボランチを含め日本人ばかりなのは外国人枠を前線に使いたいのと右サイドバックにティーラトンはしっかり使いたいからです。理想は日本人を獲る。(*ACLは外国人4人うち1人は必ずアジア人)

最後の1人で外国人を入れたのは、完全にマルコスとターンオーバーした場合を見越してです。神戸の場合を考えても無くはない。

いずれにしても増加する試合数の中でマルコス1人は不可能です。

 

蛇足:移籍への想い

好き勝手に書いてきましたがマリノスは1位でしたから、ヨーロッパクラブの1位チームがやっているような獲得の方法はあっても良い(バイエルンとドルトムントみたいに主力中の主力を引き抜くとか)。

現にマリノスだって伊藤翔とかマルティノスとか山中とか抜かれてきた。

 

あと途中に書きましたけどレンタルして放出とかトップクラブは全然やるし、向こうで活躍して「欲しい」って思ってもらったなら良いじゃないかと思う。機会を求めての移籍も彼の人生だもの。もし山田康太が移籍するなら悲しいけど、そのときは「愛のあるブーイング」をしてあげましょうよ。オリンピック出てね。

 

まとめ

  • オフェンシブハーフは機動力のある選手を1名〜2名確保すべし!
  • ディフェンシブハーフは優秀選手を最低1名確保すべし!

 

2020年、クラブが目指すのはリーグ2連覇とACL優勝だと思います。「アジアを制する者は世界を制す」にきっとなっていきます。マリノスがより伝統あるクラブになるために、勝負の年です。

そのための中盤補強、ベストを目指してほしいですね。

 

熱くなりました。

今日はこれまで!

 

それでは!

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